トルコ1人旅 -③カッパドキア編-

前回の記事はこちら ↓

ocean-blue-adventure.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

さて、カッパドキア。

 

この日は早朝から盛りだくさんの日。

 

 

 

早朝から動く理由はただ一つ、

 

気球に乗るため。

(そして、日数が超限られているため。笑)

 

 

 

無数の尖った岩が見せる特異な光景で有名なカッパドキア。

 

気球に乗ることで普段見られない角度からこれを堪能することができる。

 

 

 

 

早朝4時。

予約しておいたツアー会社のバスにピックアップされ、

気球搭乗ポイントへ向かう。

 

 

途中、寄り道して軽いビュッフェスタイルの朝食を取り、

バスは再び気球ポイントに向けて走り出す。

 

 

 

しばらく走ると周りには何もなく、あるのはもうただの地面。

気球ポイントに到着。

 

 

おおおーー!

 

 

ペチャっとつぶれて、空気を入れられるのを待っているもの、

まさに空気注入中でだんだん丸く膨らんできているもの、

中には既に飛び立っているものもチラホラ。。。

 

想像以上の数の気球たち。

 

 

 

 

私たちが乗る気球も順調に準備が進み、

操縦するおじさんが最終チェック。

1つの気球につき乗客は15~20人ぐらいかな?

全員乗ると結構狭い(笑)

 

 

予定通り、空の旅はスタートした。

思ったよりも早いスピードで上昇していき、

眼下にはゴツゴツした奇岩群が。

自分が今どこにいるのかがわからなくなって、

まるで火星にでも来たかのような感覚。

 

そして、周りを見渡すと他の気球たちが、

それはそれはものすごい数の気球たちがプカプカ。。。!

気球によって生み出されるカラフルなドットと、

シュッと無機質な灰色の岩との対照的なコントラストが

すごく不思議で、1秒も飽きることがなかった。

 

 

f:id:ocean-blue-adventure:20200623053212j:plain

気球と奇岩群。神秘的。

 

 

 

カッパドキアの写真は何回もネットや本で見ていて

ずっと憧れていたので、それを実際に自分の目で見れていることが

感激だった。

 

 

30分ほどの空の旅を終えて、シャンパンで成功のお祝い!

気球に乗ったよ、という証明書ももらえたし、

他の参加者たちとも少しコミュニケーションがとれて、

達成感に浸る私。

 

 

嬉しかったなあ。

 

 

 

気球ツアーをやっている会社はいろいろあるけど、

ハネムーンプラン!とかそういう特別なプランでない限り

大体どこも値段・飛行時間は同じで、

「朝食+気球+最後のお祝い」という流れのようです。

 

 

f:id:ocean-blue-adventure:20200623053420j:plain

気球に乗らずに”眺めるだけ” も超おすすめ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテルに帰って息つく間もなく、

次は広大なカッパドキアを普通に陸から探索するツアー。

 

ツアーはレッドツアー、グリーンツアー、(ブルーツアーも?)がある。

違いはざっくり言うと移動距離・時間。

時間に余裕があれば一番長いグリーンツアーがおすすめ。

自力では行きづらい遠くのスポットに行けるので。

ちなみにグリーンは朝9時頃~夕方5時頃まで、丸1日かかります。

 

 

グリーンツアースタート。

地下住居、岩窟教会、渓谷ハイキング、奇岩群のパノラマ.....etc

丸1日かけて周ってクタクタ。。。

でも参加してよかった!

カッパドキアの地形のダイナミックさを改めて感じることができた。

個人的には渓谷が気に入った。

川、岩、山に囲まれて癒された。

ツアーのいいところは、前述の通り

自力で行くのを断念してしまいがちなスポットを全部

周ってくれるところ。ガイドも昼食(味よし!)もついて

個人的には痒い所に手が届くツアーだった。

 

 

 

1日でかなり周ったカッパドキア。

この時の私はカッパドキアに恋していたと思う。

できるならあと数日、いや、むしろ1カ月ぐらいいたいと思うほどに。

 

 

しかし、悲しいかな、なんと今夜、

この地を去らなければならない。

 

 

「カッパドキアに来て1泊だけなんて、crazy girl!!」と

ホテルのスタッフ、お客さんみんなにつっこまれ、

自分でもホンマにアホらしいと思いつつも、

ここにはまた絶対戻ってくるという確信もあった。

 

 

後ろ髪をひかれながら、夜行バスの停留所へ。

早朝から動き回った身体はボロボロ。

 

ちゃんとバス乗れるかな、こんな全速力で突っ走って大丈夫かな、、、

 

 

そんな不安に追い打ちをかけるように、

バス待ちの間になんと停留所で結構な乱闘騒ぎが勃発。

あー、わたし調子乗った、終わった、と人生初の危機を感じた。

 

 

幸い、ほどなくして混乱は終わり、私の乗るバスもやってきた。

 

 

 ふー。やれやれ。人生の終わりかと思ったぜ。

これにてカッパドキア終了。

それにしても、濃い1日だった。

こんなに濃い1日、なかなかない。

ありがとう。また絶対来る。

 

 

ここからまた新しい冒険が始まる。

 

 

バスに揺られて、寝て、起きたら、

次はイスタンブールだ。