トルコ1人旅 -⑤イスタンブール、満喫、トルコ旅完結編-

前回の記事はこちら ↓

ocean-blue-adventure.hatenablog.com

 

 

 

 

 

イスタンブール。

 

 

旅に出る前からなぜか、

その名前を聞いただけでもう旅情が掻き立てられるような、

どこか懐かしいような響きがしていた。

漠然と憧れていた街だった。

 

 

そして予想外の出会いから来る体験で、

イスタンブールは私の中でさらに特別な街となった。

 

 

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アヤソフィア。ピンクの外壁が青空に映える。

 

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イスタンブール最大の市場、グランバザール。活気と熱気。

 

 

 

街を歩く。

 

目に映るものすべてが美しく、神秘的。

力強いようでいて、どことなく儚い気もする。

長い長い歴史の中で目まぐるしい変遷があり、

今日を生きる人々は逞しい。

 

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ガラタ橋付近はいつも釣人で溢れている。おじさんの笑顔も溢れている。

 

 

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元気な子どもたち。

 

 

 

そんな魅力的な街に、今、居させてもらっている。

そう考えるととても有難かった。

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旧市街から見る新市街。中央のガラタ塔は街の象徴のよう。

 

 

 

 

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名物鯖サンド。味付けはレモンと塩コショウのみ。美味しい。

 

 

 

 

最終日、ガラタ塔のてっぺんから街を見下ろす。

 

美しい。

 

他には何も言うことはない。

 

完璧な街だと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文字通り、あっという間の3日間。

日数の割に濃い、濃すぎるメモリーをもらった。

 

 

 

遺産や広大な自然を実際に見れた。

でもそれよりも、トルコの人たちの優しさ、

街の熱気、目的地にたどり着けるのかどうかの不安感、

不思議な出会い...

そういったことの方が印象に残った。

 

 

写真や映像だけでは味わえない、

自分の経験値みたいなものが増えていくのが感じられた。

あの時旅に出ることを決断して本当に良かった。

大満足の旅ができた。

 

 

 

 

 

旅の危険な魅力に気づいてしまった私。

(実際、旅から帰って2か月程は"心ここにあらず" 状態で、

上司の悩みの種だった 笑)

 

それほどインパクトが強かったのだ。

それを教えてくれたのは、

出会った特別な人たち、そして、トルコの大地。

 

勉強させてくれて本当にありがとう。

 また必ず、戻ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

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ガラタ塔から見えるイスタンブールの街。

 

トルコ1人旅 -④イスタンブール、まさかの出会い編-

前回の記事はこちら ↓

ocean-blue-adventure.hatenablog.com

 

 

 

 

夜、カッパドキアに恋してしまった私を乗せ、

夜行バスはイスタンブールへ出発した。

 

 

 

"トルコの高速バスはかなりハイテク&サービスがすごい"

と聞いていた。

 

いざ体験してみたらこれが想像以上。

 

 

まず、車内がキレイで、座席も広い。

そして、飛行機の座席にあるようなモニター付きなので、

好きな映画やドラマが見放題。

さすがにトルコ語オンリーなので

私は見なかったけど(笑)

 

 

さらに、出発前にドリンク、ちょっとしたお菓子のセットが

一人一人に配られる。

ドライバーの他にバスガイドさん的な人もいて、

出発後も何回か飲み物サービスをしてくれた。

まるで飛行機の機内サービスみたいだと思った。

 

 

トルコのバスに大満足し、調べものや仮眠、

もらったお菓子を食べたりしているうちに、あっという間に

最初のトイレ休憩。

 

 

 

 

ここで、思いがけない出会いが訪れる!

 

 

 

サービスエリアでお土産物や食べ物を見ていると、

近くにアジア人のおじさんが。

 

他にアジア人の乗客はおらず、仲間を見つけた!とばかりに

 

「Hi~!!」

 

親しげに声をかけられた。

 

 

 

(何やこのおっさん.....)

 

警戒する私。

 

 

おっさんの見た目は、背は165cm前後、小太りでちょっと髪が薄く、

顔はいたって普通。

はっきり言って、初対面でわざわざ親交を深めたい、と

思えるような魅力は一切ない。(何様やねん)

 

 

「どっから来たの?日本?おー、ボク台湾人だよ~!」

 

 

怪しいなとは思いつつも、暇なのでとりあえず話していると、

おっさんは台湾ではプロのカメラマンで、

イスタンブールに向かうのは仕事のためだと言う。

 

 

(ほんまか~????? 胡散臭~・・・)

 

 

どうやってこの場を切り抜けようか考えている私とは裏腹に、

おっさんの話は止まらない。

それどころか、なんと、私の写真を撮りたいと

言ってくるではないか!

 

 

「一目見て魅力的だと思ったんだよ!」

「君なら絶対いい写真が撮れると思うんだ!」

 

 

 

いい素材を見つけた!とばかりに、

なぜか勝手にかなり興奮しているおっさん。

 

 

 

Ocean、警戒MAX!!!!!!

怪しすぎる!絶対付いてったらあかんやつや!

こんなん、絶対危ないとこ連れてかれるやん!

 

 

ふーん、そっかそっか~、また会えるといいね~

と適当なことを言って、バスに戻った。

 

 

ふー、危なかった。

・・・世界にはいろんな人がいるもんだ。

 

 

いくら旅初心者の私でも、これは危ないとわかる。

警戒、警戒。

 でも、もうこれで関わることはないだろう。

 

バスが再出発し、おっさんのことはいつの間にか忘れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・まだこの時は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約半日かけて、朝、バスはついにイスタンブールに到着。

 

バス停は街からだいぶ外れているので、

中心へ向かうには地下鉄やバス等、さらに他の交通手段が必要。

他の乗客たちは各自さっさと目的の方向へ向かっていく。

 

はて、どうしたもんか…

 

 

と、同じバスから別のアジア人男性も下りてきた。

お、なんか日本人っぽいぞ?

しかも若くて清潔感もありそうな好青年。

(おっさんの時とは印象がだいぶ違う… ごめん笑)

 

 

話してみると、彼はやはり日本人で、私と同様1人旅をしていた。

嬉しくならないわけがないOcean。

 

 

そこへ、イスタンブールの中心へ行くバス?タクシー?

に乗ったドライバーがやって来て、乗るかと声をかけてくる。

 

 

話してみるとちゃんとした定期交通の会社の人のようで、

私たちは乗せてもらうことに決めた。

(この人も一緒なら心強いな。。。)

 

 

 

するとそこへ、

 

乗せてくれ、と、もう一人乗客がやってきた。

 

 

それはなんと…

 

 

 

さっきのあのおっさん!(ガーン)

 

 

まじか、このおっさんまだおったんや…

 

 

「あー!君!また会えたね!一緒に行こうよ♪」

 

 

できれば関わりたくないけど、

私に彼の旅路を選択できる権限なんてない。

 

しぶしぶ3人で街まで向かうことに。

 

 

ドライバーさんも含め4人で和やかに話す。

車内の雰囲気は意外になかなかいい。

 

 

 

日本人の若者に休憩所での出来事を話す。

「ほんとかな~?」と、同様に疑う彼。

「ねー。何か胡散臭いですよね~。」

 

 

 

しかし次に彼から発せられたのは意外な言葉だった。

 

 

 

「でもまあ、何か面白そうだから行ってみない?」

 

 

 

え??

 

 

「こういうのってなかなかない経験だしね。

 面白くなかったらそこで断ればいいんだし。」

 

 

そ、そう来たか。

さすが、旅慣れしてる人は違う。

 

 

 

でも確かに、ホンマかどうかはさておき、

プロのカメラマン(しかも海外の)に写真を撮ってもらうなんて

やったことないし、貴重な経験やん。

それにこのお兄さんも一緒やし、大丈夫かな?

 

 

そう考えるとワクワクしてきた私。(単純。)

 

 

 

 

 

しばらくして中心街へ到着。

1時間後にアヤソフィア前集合の約束をし、おっさんと別れた。

 

 

 

ホテルに荷物を置き、約束の場所へ向かう私とお兄さん(=A君 とする)。

おっさんは既にいて、早速何かを撮影している。

 

「ハロー。じゃあ街を周りながら自然な感じで撮って行こうか!」

 

 

言うなり、撮影会が始まった。

 

 

 

私とA君の予想に反し、どんどん撮っていくおっさん。

ビビるOcean(笑)。

 

 

しかし、撮影に対する姿勢からすぐに、

おっさんが本物のカメラマンだということがわかった。

 

 

例えばキレイな鳥がとまっていたり、子どもたちが笑っていたり...

そういう瞬間に出くわすとすぐさま走っていき、撮影体勢に入る。

その一瞬を絶対に逃すまい!と、

膝をつき、位置を変え、時には躊躇なく寝転ぶ。

 

 

何枚も、何枚も撮っていく。

 

 

フィルムは足りるのだろうかと

こちらが心配になるぐらい撮るおっさん。

 

浴びたことのない数のシャッターをOceanも浴びた。

おっさんはプロだった。

表情が硬いOceanの笑顔を引き出そうと、

あの手この手で撮ってくる。

でもそれがいたって自然かつリズミカルなので、

難なく素の笑顔が出る。

遠くから、下から、座って、何かを持って…

次々とポーズの要求。

でも不思議と嫌じゃなく、いつの間にか楽しんでいる自分がいた。

 もうすっかりおっさんに心を許していた。

 

 

おっさんは公園で編み物をしている地元のおばさんや

泳いでいた子供たちにも声をかける。

 

「このお姉さんと一緒に写真撮ってみない~?」

「行くよー、だめだめ、もっと笑ってー!、Yeah-!!」

 

そしてみんなを笑顔に変えていく。

おっさんのおかげで私もかけがえのない写真を

何枚も撮ることができた。

1人だったら現地の人と写真なんて撮っていなかっただろう。

 

A君も「さすがプロだなあ~」と感心。

 

 

...もうおっさんのあの第一印象は完全に消えていた(笑)。

 

…あの時はゴメンナサイ(テヘっ)。

 

 

 

 

 

 

 

気の済むまで撮ったおっさんは

最後に私たちをおススメスポットに連れて行き、

夕食までごちそうしてくれた。

 

 

 

世界にはいろんな人がいる。

旅をしてそういう人たちと予想外の出会いをする。

そして自分の世界が広がっていく。

これが旅の醍醐味なんだな。 

 

カメラマンとして世界中を飛び回っているおっさんは

Oceanの世界を広げてくれた。

 

 

 

 

これは旅から帰ってしばらくしてからになるのだが、

おっさんはその後撮影した写真を送ってくれた。

びっくりするぐらいのいい写真たちだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 思いがけない出会いから始まったイスタンブール。

わたしは旅の魅力にどんどん憑りつかれていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トルコ1人旅 -③カッパドキア編-

前回の記事はこちら ↓

ocean-blue-adventure.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

さて、カッパドキア。

 

この日は早朝から盛りだくさんの日。

 

 

 

早朝から動く理由はただ一つ、

 

気球に乗るため。

(そして、日数が超限られているため。笑)

 

 

 

無数の尖った岩が見せる特異な光景で有名なカッパドキア。

 

気球に乗ることで普段見られない角度からこれを堪能することができる。

 

 

 

 

早朝4時。

予約しておいたツアー会社のバスにピックアップされ、

気球搭乗ポイントへ向かう。

 

 

途中、寄り道して軽いビュッフェスタイルの朝食を取り、

バスは再び気球ポイントに向けて走り出す。

 

 

 

しばらく走ると周りには何もなく、あるのはもうただの地面。

気球ポイントに到着。

 

 

おおおーー!

 

 

ペチャっとつぶれて、空気を入れられるのを待っているもの、

まさに空気注入中でだんだん丸く膨らんできているもの、

中には既に飛び立っているものもチラホラ。。。

 

想像以上の数の気球たち。

 

 

 

 

私たちが乗る気球も順調に準備が進み、

操縦するおじさんが最終チェック。

1つの気球につき乗客は15~20人ぐらいかな?

全員乗ると結構狭い(笑)

 

 

予定通り、空の旅はスタートした。

思ったよりも早いスピードで上昇していき、

眼下にはゴツゴツした奇岩群が。

自分が今どこにいるのかがわからなくなって、

まるで火星にでも来たかのような感覚。

 

そして、周りを見渡すと他の気球たちが、

それはそれはものすごい数の気球たちがプカプカ。。。!

気球によって生み出されるカラフルなドットと、

シュッと無機質な灰色の岩との対照的なコントラストが

すごく不思議で、1秒も飽きることがなかった。

 

 

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気球と奇岩群。神秘的。

 

 

 

カッパドキアの写真は何回もネットや本で見ていて

ずっと憧れていたので、それを実際に自分の目で見れていることが

感激だった。

 

 

30分ほどの空の旅を終えて、シャンパンで成功のお祝い!

気球に乗ったよ、という証明書ももらえたし、

他の参加者たちとも少しコミュニケーションがとれて、

達成感に浸る私。

 

 

嬉しかったなあ。

 

 

 

気球ツアーをやっている会社はいろいろあるけど、

ハネムーンプラン!とかそういう特別なプランでない限り

大体どこも値段・飛行時間は同じで、

「朝食+気球+最後のお祝い」という流れのようです。

 

 

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気球に乗らずに”眺めるだけ” も超おすすめ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテルに帰って息つく間もなく、

次は広大なカッパドキアを普通に陸から探索するツアー。

 

ツアーはレッドツアー、グリーンツアー、(ブルーツアーも?)がある。

違いはざっくり言うと移動距離・時間。

時間に余裕があれば一番長いグリーンツアーがおすすめ。

自力では行きづらい遠くのスポットに行けるので。

ちなみにグリーンは朝9時頃~夕方5時頃まで、丸1日かかります。

 

 

グリーンツアースタート。

地下住居、岩窟教会、渓谷ハイキング、奇岩群のパノラマ.....etc

丸1日かけて周ってクタクタ。。。

でも参加してよかった!

カッパドキアの地形のダイナミックさを改めて感じることができた。

個人的には渓谷が気に入った。

川、岩、山に囲まれて癒された。

ツアーのいいところは、前述の通り

自力で行くのを断念してしまいがちなスポットを全部

周ってくれるところ。ガイドも昼食(味よし!)もついて

個人的には痒い所に手が届くツアーだった。

 

 

 

1日でかなり周ったカッパドキア。

この時の私はカッパドキアに恋していたと思う。

できるならあと数日、いや、むしろ1カ月ぐらいいたいと思うほどに。

 

 

しかし、悲しいかな、なんと今夜、

この地を去らなければならない。

 

 

「カッパドキアに来て1泊だけなんて、crazy girl!!」と

ホテルのスタッフ、お客さんみんなにつっこまれ、

自分でもホンマにアホらしいと思いつつも、

ここにはまた絶対戻ってくるという確信もあった。

 

 

後ろ髪をひかれながら、夜行バスの停留所へ。

早朝から動き回った身体はボロボロ。

 

ちゃんとバス乗れるかな、こんな全速力で突っ走って大丈夫かな、、、

 

 

そんな不安に追い打ちをかけるように、

バス待ちの間になんと停留所で結構な乱闘騒ぎが勃発。

あー、わたし調子乗った、終わった、と人生初の危機を感じた。

 

 

幸い、ほどなくして混乱は終わり、私の乗るバスもやってきた。

 

 

 ふー。やれやれ。人生の終わりかと思ったぜ。

これにてカッパドキア終了。

それにしても、濃い1日だった。

こんなに濃い1日、なかなかない。

ありがとう。また絶対来る。

 

 

ここからまた新しい冒険が始まる。

 

 

バスに揺られて、寝て、起きたら、

次はイスタンブールだ。

 

 

 

 

 

 

 

トルコ1人旅 -②ドバイ・イスタンブール乗継編-

前回の記事はこちら ↓

ocean-blue-adventure.hatenablog.com

 

 

 

そんなわけで、なんとかスタート地点にまで持って行けたトルコ旅。

 

2012年8月某日、深夜。

いよいよ旅のスタート!

 

飛行機に乗るのもひっさびさなもんでドキドキ。

まずは関空→乗継地点のドバイへ。

5時間のトランジットを利用してちょっとだけ観光をしようと企んでいた。

トルコ前のウォーミングアップである。

誰かのブログで、トランジット間だけでも入国可能という情報を

インプット済だったので、真似してみることに。

 

審査官に話すと難なく入国OK。

外に出ると一気に むわぁぁぁ~っ とした空気に包まれ、

異国の地へ来たんだと実感。

そのままタクシーを捕まえ、めぼしいスポットを周ってもらった。

 

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ブルジュ・ハリファ。写真は2回目のドバイ訪問時のもの。

 

 

そうそう、もう8年も前のことなんで写真がほぼないんですよねー。

なので様子が分かりにくいかもしれませんが、お付き合いくださいませ。。。

そういえばこの時はデジカメの時代やったなあ~

 

 

 

プチ観光を終え、無事にドバイの空港に戻ってきた。

これだけでも達成感。

 

そしてドバイ発。

 

数時間後、いよいよイスタンブールが見えてきた!

「これから旅が始まるんや~!」

 

 

 

。。。数時間後猛烈に焦る羽目になるとは

この時は1ミリも思っていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

ちょうどその頃、通路を挟んだ席にいたトルコ人男性2人組と

少し話して仲良くなっていた。

 

男①「ハロー!どっから来たの?」

私「日本やで」

男②「トルコはどこ行くの?」

私「イスタンブールとカッパドキア!」

「残念ながら時間なくてトルコには3日しかおれんのやけど」

男①「3日だけ? そりゃクレイジーやな!!」

私「そう、やからイスタンブール着いたらすぐ国内線で

カイセリ(カッパドキア地方最大の街)向かうよ。」

男②「ほ~。ハードやな~。で、次のフライトは何時?」

私「〇時○○分やで。」

 

 

男①②「。。。えっっ?」

 

 

それまでにこやかだった2人の顔つきが急に変わった。

 

 

 

男①②「.....それ大丈夫?乗継間に合う?????」

私「えっっ...?」

 

今度は私が止まる。

トランジットは2時間ほどあったので、まあ普通に間に合うだろうと

勝手に思い込んでいた私。こう言われても特に不安はなかった。

しかし男たちはあれやこれやと相談し始めた。

 

結果、私のことが心配でいてもたってもいられなくなった2人は、

私がちゃんと間に合うように付いてきてくれることに!

 

 

なんていい人たち!!!

 

...でも大丈夫やで?(←おい。)

 

 

 

 

イスタンブールの空港に到着後、すぐさまルートを探す男①。

空港職員に聞く男②。

黙ってのんびり付いていく私。(←おい!)

そうそう、国際線→国内線 だから荷物もピックアップしないといけない。

私の頭にはこの意識がなかった。

 

荷物を待つも、なかなか出てこない。

確認すると出発までなんとあと40分。

ここに来てやっと焦り出す私(笑)。

 

(え?え?今ってやばいん、私?)

 

男②はだんだん面倒くさくなってきたのか、

「もうここまでやったからええんちゃう??」的な様子。

しかし男①はそれを無視し辛抱強く待つ。

 

と、やっと荷物が出てきた!

 

私「来た!あれ!」

 

すると男①はすぐさま私の荷物を掴み、

 

「走るぞ!!」

 

2人で急いで搭乗ゲートへ向かう。

終始無言。

(これ乗り過ごしたらアホすぎん、私?)(笑)(泣)

 

 

10分ぐらい走っただろうか。

無事にゲートに到着。

時間は... OK! ギリギリセーフ!!

 

男①「ま、ま、間に合った! よかった... はい、荷物!

   気を付けて行けよ!!」

 

私にちゃんとしたお礼を言う暇も与えず、

男①はすぐ男②の元へ戻って行った。

 

 

 

 

 

ちょっと、いい人過ぎん?(感涙)

 

 

 

自分が汗だくになるのも構わず全力疾走してくれた。

しかも、ずーっと私の荷物持ったまま。

 

見ず知らずの他人の為にこんなことできる??????

 

 

連絡先、せめて名前だけでも聞いとけばよかった......!(ううっ)

 

 

 

 

あの時のあの人たち、ほんまにありがとうございました!!!

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、トルコ人のこの上ない親切のおかげで、

夜、無事にカイセリに到着。

予約しておいたギョレメのホテルにも無事到着。

 

ここからは何がどうなってそうなったのかよく覚えていないけれど、

出会った日本人の女の子2人と一緒に、

現地のトルコ人男性3人組がそれぞれ運転するバイクに

乗せてもらい、ギョレメで一番見晴らしのいい丘へ。

 

今考えるとこれ、相当危ない!!!(笑)

このトルコ人3人組はみんないい人たちだったので何もなかったけど。

 よい子はまねしないでね!

 

 

 

 

 

 

 

 

丘から見るギョレメの夜景は不意打ちの美しさ。

まさか着いてすぐこんな絶景が見られるとは

思ってもみなかったし、こんなスポットが

あることさえも知らなかった。

 

 

 

 

自分が今トルコの地に立っていること、

ここへ来るまでの怒涛の出来事。

 

 

不思議で何とも言えない感情が

 

ふわふわ、ふわふわ

 

溢れて、夜景に溶けて夢のように消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く。 

 

 

トルコ1人旅 -①準備編-

こんにちは。Ocean です。

 

 

突然ですが、私は旅が大好きです。

「旅行」じゃなくて「旅」が。

もっと言えば、1人旅が。

 

発端となったのはトルコへの1人旅。

人生初の海外1人旅でもありました。

今回はこれを記録しておこうと思います。

 

準備編の今回は、

なぜトルコにしたのか、そのいきさつです。

 

 

当時のざっくりとした背景はこちら。

 

●行き先:トルコ(カッパドキア、イスタンブール)

●時期:2012年8月のお盆休み

●年齢:25歳

●旅の期間:3泊6日

 

 

 

 

低収入の日本語教師から会社員に転職をしたばかりの当時の私には、

「ちゃんとした収入ができたら念願の人生初海外1人旅をするんだ!」

 

という秘かな野望があった。

 

それまでニュージーランド、フランス と、外国に行ったことは

あったけれど、どちらもいわゆる留学。

自分の行きたいところを周る「旅」は未経験。

一度絶対やってみたい! でも貯金が...(泣)

 

だから、ようやくちゃんとした収入ができてきたその年は、

何が何でも行くんだ、と、心に決めていた。

 

 

決行したのはお盆休み。

......そう、一年で一番航空券代が高騰する時期...

でも私にはもう、「海外一人旅実現!!」の文字しか見えていない。

 

 

チケットも手配して、準備は万端!!

 

 

 

 

 

 

 

・・・とはならず(笑)

 

 

 

 

準備は全くできていなかった。

グダグダダラダラしていたので行き先すら未決定。(爆)

それどころか、パスポートも期限切れという。(爆爆爆爆爆)

 

 

 

 

 

 

 

どうしよう、もう遅い?

...いや、絶対行く。

 

この時おそらく休み突入まで約一週間前。

(スゲーな。)

 

 

 

 

 

 

考えた。

普段あまり使わない頭を使って必死に考えた。 

 

 

 

 

まずはパスポート手配 

 

  ↓

 

取れたその日に出発したら

ええんちゃう

 

 

 

 

 

 

 

 

えーなにその思考〜(笑) 

 

 

 

 

 

 

幸運にも、その年は確か、日にちの関係で7~10日ぐらいの大型連休。

最初の数日を逃してもまだ旅程としては成立しそう。

 

「よし、まだ間に合う!」

 

 

まずはパスポートの手配から開始。

とにかくこれがないとスタート地点にも立てない!!

営業職の特権をフル活用し、外回りの時にパスポートセンターへ(笑)

(ちなみにこの時のパスポート写真は汗だく(笑))

 

 

休憩中や通勤中、帰宅後はひたすら行き先の絞り込み。

 

〇日の夕方以降の便、〇日の夕方以降の便......

アジア、ヨーロッパ、南米...

その日に旅立てるならどこでもよかった。

 

 

う~ん、直前やからな、なかなか難しい~

 

 

...と、パスポート発行日の夜中出発の便を発見!

 

 

おお?

 

 

行き先は、、、

 

 

 

 

イスタンブール

 

 

期間は出発日を含め3泊6日。

 

 

 

 

 

「トルコか.............  いいやん!トルコにしよ~!!」

 

 

即予約!(はやっっ)

 

 

 

 

 

ちなみに金額は関空から往復で 約20万円!!!

 

今の私だったらたった3泊6日のためだけに20万の行き先なんて即除外!

(そもそもお盆に旅程なんてわざわざ組まない)

しかし当時の私はこれが妥当な金額だと思い込んでいたのだ。

 

無知ってこわいね。

 

 

 

 

そこからは猛スピードでトルコについての情報を漁り、

3泊6日の短期間で行ける場所、可能な限り出来そうなことを

ピックアップしていった。

 

 

 

イスタンブールは絶対。

あとは... カッパドキアで気球乗ってみたいな~

 

でもカッパドキアまでどうやって行くんや?

気球はどこで乗れるの?

そうや、宿も確保せな!

 

 

 

 

やることは無限にあり、調べ物は毎晩遅くまでかかった。

でも全然苦じゃなかった。

むしろ、調べれば調べるほどトルコが理想の旅先に思えてきた。

 

 

 

 

そして3泊6日の旅程が決定!!

 

 

①深夜関空発

②イスタンブール着 → 国内線でカッパドキアへ (カッパ泊)

③早朝気球ツアー → カッパ探索ツアー

→夜行バスでイスタンブールへ (車内泊)

④、⑤イスタンブール観光 (イス泊)

⑥日本へ

 

 

 

 

 

 

なんとまあ見事な弾丸旅!!

 

 

 オーマイガッ

 

おっそろしー

 

 

 

 

 

 

でもとにかく。

これでやっと!全部決まった~!

パスポートも無事取れた!!

 

あとは行くだけ!!

 

 

Good Luck、自分!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうして念願の海外1人旅は始まった。

 

 

 

 

 

 

ふぅ~。

 

 

 

 

 

なんというか、

 

 

恐るべし行動力。

 

 

 

人間ピンチになれば何でもできることを学んだOceanでした。

 

 

 

 

 

 

続く。

 

 

 

 

 

読んでくださった方、ありがとうございます!!

 

 

 

 

 

Kelowna の近況、コロナ含め。

こんにちは、Oceanです。

 

前回の投稿から気づいたら10日も経ってました。

 

10日間のうちに Kelowna もだいぶ変わりましたよ。

 

 

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静かないつもの光景。

 

これが。。。

 

 

   ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

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おや?

 

 

 

 

 

 

 

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あらまあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あーあー。 笑

 

 

もう夏やん 笑

 

 

ついこないだまでジャケット羽織ってましたよね。。?

 

 

 

(そしてみんな完全にコロナ忘れてない? 笑)

 

 

 

 

 

 

ほんまにこっちの人はビーチ好きやなあ。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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そういう私たちも、新たに折りたたみ椅子を買って

楽しむ気満々ですけどね!!!!!笑

 

(もちろん日本人の私らからしたら水着なんてまだ当分無理ですが。)

 

 

 

 

こういう折りたたみ椅子、こっちの人は各家庭に1個、なんなら人数分 

絶対持ってるんですよね~。 さすがです。

去年はそんな楽しむ余裕なかったけど、今年は私たちも買いたいね、って

話しててやっと買えました!

(ちなみにWalmartで1個 $10 (約800円)。安い!!)

 

 

 

 

ビーチは本当に居心地最高なので、個人的には予定がなければ

何時間でも滞在したいぐらいです。

 

 

 

 

 

しかし、夏が近づく度つくづく思うのですが、

 

 

 

脱ぐの早すぎ! 笑

 

 

 

だってまだ5月やで?

言うてもまだ春始まったばっかやで?

今からそんなほぼ裸んなって、真夏何着るん? 笑

 

 

夏に着るものをどうするのか、どうでもいい心配をしてしまう私。笑

まあ、こっちの人、肌強いもんな。

暑くても寒くても無敵なんやろう。笑

 

 

 

 

それはそうとこちらのコロナなんですが、

もちろん終息したわけではありません。

ですが感染率のカーブが緩やかになってきてるようなので、

抑えられていた経済活動が徐々に再開される見込みです。

再開時期は事業によって違っていて、

 

例えば

 

①図書館、歯医者等の治療関連サービス、

飲食店の Dine in などなど。。。は5月半ば以降。

 

②ホテル、キャンプサイト、大学等の授業、一部映画産業 などなどは

"感染レートが現状と同じかあるいはより低下している場合のみ"

6月~9月の間に。

 

③コンサートやスポーツ観戦、海外旅行 等 に至っては未定。

 

 

というプロセスを踏むみたいです。

 

 

 

一番気持ちいい新緑の季節。

感染には気を付けつつ、この季節を感じられる

ありがたみをかみしめて過ごしていきたいです!

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

 

わたしが海外にいる理由②

不純な動機から決まったフランス留学。

 

場所はフランス南部の「ポー(Pau)」という

小さな小さな町。

選んだ理由は、

 

①日本人が少なそう

②パリとかの大都市は当たり前すぎ & 都会すぎて嫌

③スペインに近い(スペイン行けよ 笑)

 

 

こんな感じ。

③は置いといて、フランス語選択の時もそうだったけれど

どうやら私は人と違ったことに惹かれる特性のようだ。

 

そんな辺鄙な町を選択してしまったがために、

町の情報も語学学校の情報もほぼ皆無。

 

逆に、住居については大学側が手配するので

行ってからでないと決まらないという、

不安極まりない情報だけが手に入った。

 今考えると、両親はよく行かせてくれたなと思う。

 

 

そんなこんなでいよいよフランス留学がスタート!

町は思っていたよりも魅力的で、着いてすぐに好きになった。

フランス語は挨拶しか喋れなかったけれど、

学校でもシェアハウスでも各国の友達ができ、

夢にまで見たインターナショナルな生活を送ることになった。

 

フランス語の授業は???だったけれど、

日本語を使う機会がかなり少なかったおかげで着実に伸びていった。

いい感じだった。

 

でも自分はやっぱり shy なままで、他の子と違って

授業中に自分から発言することがなかなかできなかった。

さらに、かつての好奇心はどこへやら、

なぜかアクティビティや町の散策にも興味が持てなかった。

たぶん、どこかで挑戦して失敗する自分を恐れていて、

それよりもconfort zone に留まっていたかったのだと思う。

 

 

3か月が経ち、フランス語の進捗状況・自分の成長に不安を覚え始めた。

 

 

「友達とは少し話せるけど、授業中全然自分から発言してないな。。」

 「これでいいんかな、自分は何も変わっていない気がする。。。」

 

「あ、NZん時と同じやん。

 変わりたい。あの時の後悔を繰り返したくはない!」

 

 

こんな気持ちになった当時の自分を、今ほめてあげたい。

ここから私の留学生活は転機を迎えることになったから。

 

 

冬休みに日本人の友人たちと行ったパリ・ストラスブール旅行中、

密かに自分改革を始めてみた。

 

まず、ホステルでシャワーのお湯が出ないことが発覚したのだが、

これはフランス語を試すチャンスだと思い、

自分が代表してスタッフに言いに行くことにした。

すると、お湯の出る、しかももっといい部屋に変えてもらえることになった。

自分のフランス語はちゃんと通じていた。

 

 

また、一人で街を散策してみることにした。

何度も道には迷ったが、人に聞けばみんな親切に教えてくれた。

(係の人に気に入られてルーブル美術館にタダで入ることもできた 笑)

 

5時間ほど一人で行動し、宿についた時には経験したことのない

達成感で満たされていた。

 

 

やればできるやん!!

 

 

 

調子づいた私は、旅行から帰ってからもアクションを続けた。

パリのジュンク堂で買っておいた日本のフランス語単語帳に取りかかった。

confort zone にいた3か月間だったが

リスニングは割とできるようになっていたし、

発音も悪くはなかったと思う。

 

自分に足りていなかったものは、「自信」。

簡単な単語をまずは完璧に使いこなせるようにして、

新学期までに自信をつけようと考えたのだ。

 

新学期、効果はすぐに表れた。

授業中勇気を振り絞って発言してみたら難なく通じたのだ。

自信は大きくなり、また発言。

 

通じる → 発言 → 通じる → 発言

 

この好循環の波に乗るのがいつしか快感になっていた。

プレゼンテーションではみんなの前で2時間も喋った。

気づけばみんなの笑いもとれるようにもなっていた。

 

 

不純な動機で始まった留学生活は

個人的にはかなり満足のいく結果にすることができた。

語学力はもちろん、精神面でぐんと成長した。

今振り返ると変えられたポイントは他にももっともっとあった。

フランス語だってまだまだ intermediate レベル。

でも、自分が行動すれば結果は勝手についてくると学べたことが

当時の自分には一番の収穫だった。

 

 

 

 

大学卒業後、日本語教師 → 保険営業 → 事務 と

それぞれ全く異なるフィールドの仕事を転々とした。

(そしてなぜか転職の度に住む県も変わった。)

挫折も成長も繰り返した。

稼いだお金で初の海外一人旅というのも何回かやった。

それでもやっぱり、生活の中心は日本での毎日の過酷な労働。

海外へ行きたいけど行けていないストレスが

どんどん溜まっていった。

 

 

 

そんな中、転機が訪れる。

悪い方の。いや、今となってはいい方か。

結婚間近だった元カレといきなり別れることになったのである。

このために前職を辞め、元カレの住む県にわざわざ引っ越してきた

私にとって、これは大大大ダメージ。 

 

まじかー。。。!

どうすんやこれからー。。。

てかもうこっちに住む意味なくない???

 

新しい仕事には就いたばかり。

どうしよう、でもいきなり辞めるのは職場に申し訳ないしな...

 

そこからしばらく続けていたものの、ふと気づく。

 

 

「自分、こんな縁もゆかりもない街でなんで

 好きでもない仕事ばっかしとんやろ...」

「ていうか、もうほんまにここにおる理由がない。帰りたい」

 

 

そして脳ミソに浮かぶ "海外" の二文字。

 

 

「そうや、日本出よう!いい機会!」

 

 

オーストラリアへのワーホリを決めた。

 

 

退職時期を決め、逆算して準備に取り掛かった。

勝手に入ってきて勝手に出ていくことを決めたのにも関わらず、

部署のみんなは送別会を開いてくれた。

感謝です。

 

退職し、まずは1か月ほど思う存分海外を旅した後、

オーストラリアへ向かった。

 

 

オーストラリアでの目標は

①稼ぐ (笑)

②海外で一人で生活できる力をつける

 

 

 

結果、

① → 6割程度達成

② → 成功。行動を止めないことを心掛けたおかげで、さらに強くなれた。

 

 

 

 

 

さらに、彼氏もできた。

後に今の旦那となる人だ。

 

 

 

 

あの時オーストラリアに行くことを決めて

本当によかったと思う。

 

人間いざとなれば何だってできる。

どんどん confort zone を出てレベルアップしていけるものなのだ。

すべては自分次第。

それに、行動したおかげで大切な人に出会うこともできた。

行っていなかったら日本でもまず出会っていなかったのだから、

人生って不思議。

 

 

 

 

そうして、今後も海外での生活を続けたいと

2人で話し合った結果、カナダのケロウナに行くことになり

現在に至ります。

(ケロウナを選んだ理由もフランス留学の時とほぼ同じ 笑)

 

 

これがわたしが今ケロウナで生活するに至った理由です。

予想外に長くなってしまいました (汗)

"昔から海外に興味があった" の一言でまとまるな(笑)

 

もしも万が一、最後まで、いや、一部でも!読んでくださった方

いらっしゃいましたら本当に本当にありがとうございます!

 

 

Have a lovely day ♪